バルトリン腺嚢胞が破裂寸前で切開した日。私が学んだ「恥ずかしさより大事なこと」

セルフケア

あれ?右側だけ腫れてる…?

いつもの夜、シャワー中に違和感。
右側がぷくっと腫れてて、触るとちょっと痛い。

生理前はたまにニキビっぽいの出るし…
「いつものかな…」、放置しとこ。

この判断が、あとでめちゃくちゃ後悔に変わる。


生理が来た翌日、だんだん痛みが強くなる

生理が来た。
腫れは残ってて、歩くと擦れてズキッ。

「ちょっと痛いけど、動けるし。
1日寝たら治ると思う・・・。」

仕事帰り、気になってドラッグストアで市販の塗り薬を買う。
そのまま「様子見コース」続行。


3日目:歩けない。車の乗り降りすら地獄

休みの日。買い物へ。
家を出た瞬間に確信した。

「これ、無理なやつ。」

車の乗り降りで悶絶。
立つのも座るのもキツイ。
痛み止め飲んでも昨日よりツラい。


「ムリ、帰ろう。」

すぐ家に戻って婦人科へ電話。
夕方の予約をとって病院へ。


受診→即、切開。心が追いつかない

診察で言われたひと言。

医師
医師

バルトリン腺つまってるね。これは切開しよか

私

え?ここで?今?心の準備ゼロですが?

処置室へ。あの椅子。
座ったらもう後戻りなし。

医師
「かなり腫れてるね。痛いけどがんばってね」

出産経験あるけど、これは別ジャンルの痛さ。
ズキン、ズキン、汗にじむ。

医師
「あー出てきた。これで楽になるよ」

数分と思う。
でも体感は永遠。

ガーゼ詰められて縫われ、
小鹿の足取りで処置室を退出。


診察室で説明

医師に聞いた内容は、

  • バルトリン腺の詰まり
  • そこに菌が入った可能性
  • 膿より血が多かった=血豆みたいになってた?
  • 「どこかでぶつけた?」と医師

私は抗血栓薬を飲んでる。
その影響で血のほうが溜まった可能性も、とのこと。

※あくまで「私の場合」です。

抗生剤をもらって帰宅。
もう動けない。静かに横になるだけ。


私の気づき

生理前の違和感と似てたから油断した。
「恥ずかしい」「様子見で大丈夫」って思い込んでたけど、体はちゃんとSOS出してた。

婦人科は恥ずかしい場所じゃない。
自分の身体を守る場所。

今回、身体が

「ちゃんと見てよ」

って言ってた気がする。

「迷ったけど受診してよかった」
この一言に尽きます。

恥ずかしさより、自分の体の声。

もし同じように不安を抱えていたら、
この記事が背中を押す小さなヒントになりますように。

次の記事はこちら
「バルトリン腺嚢胞|術後1週間のリアルとケア」
※公開後リンクを貼ります

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