「なんか体がだるい」「朝スッキリ起きられない」「手足が冷える」――
40代になると、病気というほどではないけれど、はっきり言葉にできない“不調”を感じることが増えてきませんか?
私自身、介護を経験してから自分の体とじっくり向き合う時間が増えました。そこで気づいたのが、“冷え”が不調の入り口になっている、ということです。
40代女性に多い“なんとなく不調”
肩こりや頭痛、手足の冷え、めまい、だるさ…。さらに、更年期に差しかかるとホルモンバランスの変化も重なり、気分の浮き沈みが激しくなることもあります。
若い頃は一晩寝れば回復できたのに、今はそうはいかない。そんな変化に、戸惑いを感じている方も多いはずです。
冷えを放置するとどうなる?
冷えは単なる「寒い」「冷たい」という感覚にとどまりません。
血行が悪くなることで、肌のくすみやむくみ、たるみなど美容面にも影響します。さらに自律神経のバランスが乱れ、眠りが浅くなったりイライラしやすくなったり…。
私も冬だけでなく夏でも冷房で冷えを感じることが多く、体調が優れない日が続いたことがあります。振り返ると「冷え」が全身のコンディションに大きく関わっていたんだな、と納得しました。
日常でできる冷え対策
冷えを防ぐ方法は、特別なことではなく、ちょっとした習慣の積み重ねです。
たとえば朝起きて一杯の白湯を飲むと、内臓がじんわり温まって体が動きやすくなります。食事では、しょうがや根菜類など体を温める食材を意識して取り入れると効果的です。
軽いストレッチやウォーキングも、血流を良くして冷えの改善につながります。さらに、腹巻きやレッグウォーマー、よもぎ蒸しなどの温活グッズを使えば、外側からも体を温めるサポートになります。
私も最初は半信半疑で、朝に白湯を飲むようにしただけでしたが、それでも体が少し軽くなったのを実感しました。そこから腹巻きや温かい飲み物、軽い運動を続けるようにしたら、不思議と気持ちまで前向きになってきたんです。
冷えと“フェムケア”の関係
ここで見逃せないのが、冷えと“フェムケア”のつながりです。
血流が悪くなると、女性特有のデリケートな部分にも影響しやすくなります。生理痛が重くなる、更年期の症状が強まる…そんな不調の背景にも“冷え”が関係していることがあるのです。
つまり、冷えを整えることは肌や体調だけでなく、女性の体全体をケアする“フェムケア”の入り口でもあるんです。
まとめ
40代からの「なんとなく不調」は、冷えが大きな原因になっていることがあります。
冷えを整えることで、肌の調子や体の軽さ、気分の安定にもつながります。そして、その先にあるのが“フェムケア”。女性の体をまるごと大切にするケアの考え方です。
👉 次回は、その「フェムケア」について、もう少し深掘りしていきますね。


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